月: 2018年1月
「四十八手」どころではない 実は体位は568個あった!
昔から性体位は「四十八手」といわれるが、実は単に据わりのいい数字が選ばれただけにすぎない。
では、いったいどれぐらいの数の体位が可能なのか──女性外性器8330例を研究したドクターKは、566体位が存在するとの結論に至った。
俯臥位・仰臥位・半仰臥位・立位・座位・側臥位の6つの基本姿勢をベースに置き、背骨、股関節、膝という動きが可能な3部位の動きを加えたものだ。
以下、ドクターKから「様々な工夫ができる基本体位」を教えてもらおう。
* * * 男:俯臥位・閉股 女:仰臥位・開股
これはいわゆる正常位。俯臥位は、様々な工夫ができる基本型。
古来、日本では「本手」とか「本どり」とかいわれ。正式な正常位というのは、男性は股を閉じて、開いた女性の両脚の間に入るのがオーソドックスなもの。
この正常位は様々なバリエーションが容易に可能。
たとえばペニスが小さい場合、あるいは女性が下付きの場合、尻を持ち上げるための腰枕をするとか、そういう工夫も無理なくできます。その意味でも基本的な型といえる。
※週刊ポスト2011年1月7日号
世界の体位 1位は「騎乗位」2位「バック」3位「正常位」
イギリスのコンドームメーカー・デュレックス社の「グローバル・セックス・サーベイ」によれば、世界で最もよく行なわれている体位は騎乗位で29%。
次点はバックで28%、正常位は20%となっている。日本では正常位が圧倒的な多数派だが、グローバル基準とは全く異なるのである。
そもそも、外国では「正常位」という言葉を使用しない。
英語では「missionary position」(宣教師スタイル)と呼ばれ、大航海時代にキリスト教の宣教師が布教の際に推奨したことがきっかけで名付けられたといわれている。
ちなみに、バックは英語で「doggy style」(ドギースタイル)だし、騎乗位は「woman on top」(ウーマン・オン・トップ)だ。何とも分かりやすい。
※週刊ポスト2011年3月25日号