月: 2017年11月
スマ美人女医が小さめの男性に勧める「ブリッジ正常位」
カリスマ産婦人科医として名を馳せる宋美玄医師。
著書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)は、35万部の大ベストセラーとなった。
彼女が考案する、豊富な知識と理論に裏付けられた「新しき体位」とはどのようなものなのか―。
* * *
まずは日本では一番ベーシックとされる正常位から。
私は、女性にとって正常位は「イキにくい」体位と位置づけています。
女性は興奮してくると膣の上部が充血して膨らむため、普通の正常位でペニスを挿入した場合、G スポットを刺激するのが難しいのです。
加えて、女性がベッドに仰向けに横たわっていると膣入口が大変低い位置になってしまうため、この体位は男性にとっては非常に挿入しづらいという難点があります。
それを解決するのが、男性が両手で女性の腰を持ち上げて、軽いブリッジ状態にする「ブリッジ正常位」です。
この体位であれば、通常の正常位では難しい深い挿入が可能になる上、自然と男性が女性の膣内を下から突き上げるような形となり、G スポットを刺激することができます。
ペニスのサイズが小さめの男性には特にお勧めしたい体位です。
※週刊ポスト2011年3月25日号
今日はクリスマスイブ 短小でも深い挿入感を得る究極の体位
昔から性体位は四十八手といわれるが、ドクターKは研究を重ね、実に566体位が可能との結論に至った。
ドクターKは、〈もし、結合がなかなかうまくいかないカップルなら、一度は体位を研究してみるといいと思います。
その男性の個体とその女性の個体に合った体位というものが、必ず見つかるはずです。そこに566体位の意味があります〉と書き残している。以下、そのなかで短小ペニスでも深い挿入感を得られる体位を紹介する。
* * *
男:俯臥位・開股
女:仰臥位・両足股関節屈曲
「前つけ」「肩車」「かつぎあげ」ともいわれる。ペニスが短い場合などでも、深い挿入感があり、また、女性の外性器、膣入口の位置が後ろ側にあっても、問題がない。女性の上付き、下付きにも容易に対応でき、膣圧の強弱もつけられる。
ポルチオ感覚といって、子宮膣部に強い感覚を持つ女性は、これを喜ぶ。また、会陰部が引き上げられて、陰嚢などに当たることから、肛門性感が満たされる。
続いては二つ目だ。
男:立位
女:仰臥位・台上
ベッドの位置が低ければ、男性は膝をついて高さ調整をすれば可能。
また、両脚を男性が持ち上げ、肩に担いだりして、それで挿入すると、これは極端な屈曲位になり、ペニスが小さい男性とでも、深い挿入感が得られる。
※週刊ポスト2011年1月7日号