“現役”でありたいと願う?高齢者を追加致しました。
“現役”でありたいと願う?高齢者
その一方で、全国紙に新聞広告を打つような週刊誌がこのところ、競って高齢者の性のあり方をめぐる話題を取り上げています。
曰く「60歳からの性生活」「70代ならではのテクニック」「増えてきた高齢者向け風俗産業」――。こうした特集が組めるほどの潜在的なニーズがあるということでしょう。
老人ホームの入居者同士が恋愛関係に陥ったり、三角関係のもつれでもめたりするのは今に始まったことではありません。週刊誌の特集も老人ホームの人間模様も、高齢者が“現役”でありたいと願う気持ちを反映しているのかもしれません。
“現役”を「性交渉が無理なくできる」という意味に限ると、高齢男性にとって性は、
「初めから関心がない」
「その気はあるが、体がついていけない」
「その気はあるし、体もついていける」
――のいずれかに大別できます。
「初めから関心がない」のは、いわゆる「草食系」の延長と考えてよいでしょう。残り2つの差は「体がいうことをきくかどうか」です。率直にいえば、ED(勃起不全、勃起障害)であるかどうかです。