女性版TENGA開発スタッフ「自慰経験者7割の有望マーケット」を追加致しました。
女性版TENGA開発スタッフ「自慰経験者7割の有望マーケット」
2005年に誕生し、世界40か国以上で累計2500万個以上の販売数を誇る男性用オナニーグッズ「TENGA」は3月3日に、男性以上に複雑で繊細といわれる「女性の快感」向けグッズ「ｉｒｏｈａ」を発売しようとしている。
女性用“セルフケア”グッズの開発ミッションが下ったのは約3年前。さっそく、女性スタッフだけのチームが結成され、本格的なリサーチがスタートする。
当初、オナニーの話になると急に歯切れが悪くなる女性へのヒヤリングに苦労はしたものの、20歳から39歳までを対象にしたリサーチは、女性のオナニーの赤裸々な実態を明らかにした。
まず「オナニー経験」では、66％と過半数の女性が経験ありと答えた。その方法は「指で刺激」88％、「アダルトグッズを使用」28％、「電動歯ブラシやシャワーなどを使用」15％（複数回答可）。「アダルトグッズの使用経験」に関しては39％がイエスと答えた。
さらに「グッズ使用のきっかけ」は、なんと「パートナーからの提案」が60％でダントツのトップ。次いで「ネット通販で知った」や「ネットで興味を持った」が16％だった。
これらの数字で開発スタッフは確かな手応えをつかんだ。開発スタッフで広報部所属の伊藤しずかさん（27歳）はいう。
「オナニーの経験者が、7割近くもいらっしゃったことは心強いことでした。同時に、3割を超す未経験者も私たちにとっては未来のユーザーです。ましてグッズの使用者が4割に満たない現状は、開拓の可能性十分な有望マーケットということになります」
※週刊ポスト2013年2月15・22日号
